姫路ITエコマネー・アクション
2001千姫プロジェクト


「第8回エコマネー・トーク」報告書
報告者:事務局 ひよこ

と き 2001年6月15日 18.30-22.00
ところ アーバンネット大手町ビル16F (株) NTT-ME  プレゼンテーションルーム
司会 エコマネーネットワーク事務局 宮本さん(栗山町企画課)


1.北海道栗山町「クリン」第2次試験流通を終えて             

くりやまエコマネー研究会代表 長谷川誓一さん(日赤勤務)
〔お話の中で参考になったこと〕
長谷川さん
部会作りをした
いきいき推進部会 ささえあい福祉部会 ふれあい地域部会 きらきら子供部会
さわやか環境部会
・クリン札に関する変更点
2回目はサイズを小さくした 交換手帳に入れられるように。
1回1000クリン → 1時間1000クリン に変更
元手先渡し20,000クリン → 5,000クリンに 変更
< 最初に渡しすぎるとなくならないので申し出が促進されない
  クリンがなくなると「提供」しなきゃと思う。
・メニュー表について
栗山の仕事でもっともたいへんだったことがメニュー表作りだった

ひよこのヒント メニューをハードにすると追加ができない。締め切りが必要になる。
→ ネットを使えば解消する。柔軟に追加更新してゆく

・コーディネータ
コーディネータは学生の個人情報保護のためにも必要
栗山は介護学校の男女学生が参加した
電話番号の公開に関して学校が心配したため学生への連絡はコーディネータがした

ひよこのヒント MLならその心配は減る

モデル地区のエコマネー利用率が高かった(一般地域の2倍)のは、コーディネータが置かれたからであると思われる。
 
・エコマネーのネック
●栗山で結局利用しなかった人のあげた理由
・電話をかけることをためらった
・忙しかった
・依頼がなかった
・メニュー表が見にくい
●こどもの参加
・単独参加がむつかしい 親の支援が要る
・こどもは忙しい
●参加者が増えると利用率が下がる(!)


・エコポイント

利用率は高かった。<利用しやすい。自然に貯まる。
・自己責任 自律のコミュニティー作りの促進
2回目の実験ではボランティア保険をかけなかった。


2.最近の「エコマネー/ネットワーク」の活動報告              
エコマネー提唱者 加藤敏春さん
(経済通産省 関東通産局 総務企画部長)
[参考になった点] 加藤敏春さん
・NTT-ME エコマネーポータルサイトが立ち上がる。
ひよこの希望:これを姫路ITエコマネー・アクションも使えないだろうか?



・第3の社会 

・エコマネーの広がりの背景にあるもの:
会社・家族以外の「第3の社会」の出現がある


 

インターネットと「語り部」

熱く語って伝えてゆく。進藤さんらを昨年育てた。新著に紹介されている。


エコマネー発展期に入る

 ・エコマネー導入/運営を支援する
 ・エコポイント NPO/NGOへ寄付する仕組みを構築する
 ・NTT 拜原さん ポータルサイトの開発  足立区で作りこみがはじまっている
 ・次世代コミュニティーネットワーク ファイル交換の仕組みを入れてゆく
  日本型P2P(ピア トゥー ピア)を作る


ポータルサイトの立ち上げ

NTT-MEの研究が進んでいる
ICカードの中にエコマネーポイントを入れる試み(大和市 駒ヶ根 伊丹)
オンラインのマッチングの試み(栗山第3次実験。日立の協力)がある

[懇親会] の成果

NTT拜原さん NTTとポータルサイト

加藤さんがおっしゃったポータルサイトが気になるので、NTTソフトウェア株式会社取締役の拜原正人さんをつかまえて、直にお話をお聞きした。
システムが完成するとかなり高額になりそうである。(自治体とかが使うことを考えているだろう)


お金のない我々にお知恵をと申し上げたら、検索システムなら上げられるかもしれない、といってくださった。
これがもらえれば電子メニュー表の使い便利がドーンとよくなる!

大いに期待しよう。                           
NTTソフトウェア拜原さん
                   
・長野のアドヴァイス加藤さんとJCさんたち
龍野JC前理事長進藤淳三さん(左から2人目)のご紹介で長野JC共創社会推進委員会副委員長 宮澤誠さん(左)、駒ヶ根エコマネーの「語り部」塩澤和彦さん(右から2人目)とお話できた。

宮澤さんからは必ずしもエコマネー紙幣を使う必要はないのでは、というアイディアを頂いた。

電子エコマネーとして考えてみようではないか。
        花さかじいさんのイメージがいいとおっしゃる加藤さんとJCさんたち




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