植物と人物の出会うことのない物語(2006年)



解説

植物は黙して語らず、同時に多くの事を語る。太陽に向けてその枝葉を差し伸べ、朝露に濡れている。ひとりの男が自分の一日が少しずつ溶解していくのを眺めている。今日もまた、静かな昼下りである。

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